萩往還250キロ 74才で初完踏!
福山隆夫
70才からの挑戦が始まって5回目で達成。
諦めないでよかった。
4回の経験が結実した。
○ 走り込み
7月に白内・緑内症の手術を受け、3ヶ月走れなかった事が休養になり、
特に外反母趾にはよかった様で、スムーズに走れる様になった。
1月のNRF練習会で4回の30キロ走ができた。
秋のウルトラレースには参加できなかったが、3月には王寺RCの
12時間の練習会に参加でき、距離・長時間走への不安も消え、本番を迎えることができた。
○ 夜間と昼間の寒暖対策
山用のアンダーシャツ長袖に半袖ハイネック、前ジッパの重ね着で
温度調整、昼夜共着っぱなし、二晩目の後半は薄いウインドブレー
カーを着用
○ 肉刺(マメ)対策
今回は鎮痛剤で痛みを押さえ込めた。
○ 昨年、一昨年と状態が右傾しバランスが保てない状態であった。
腹筋背筋、腕立伏せで上半身の強化に努めた。
それでも終盤、上体が右傾化。今回はストックを準備した。
○ 一部夜間コースに不安があった為、昨年4月、下見をしていたので、
もし単独行になってもコースに対する自信があった。
○ 最後の食堂(207キロ地点)でカレーの大盛りをたいらげる
食欲も健在で後半への体力維持ができた。
(3年前に107才で逝った母親から授かった丈夫な胃腸のおかげ)
着替え等の荷物は87キロと175キロ地点(入浴、食事、仮眠も可)に
搬送してくれている。も、ゆっくりランナーには仮眠する時間の確保は
厳しい。また、着替える時間も惜しんみ、3日間着の身着のままである。
眠気覚ましに、眠気防止薬(ドロップタイプ)を服用、他鎮痛剤(胃薬
セット)も併用で胃にはかなりの負担がかかるので乱用はできない。
脚力だけでなく、内臓も強くなければ超長丁場には耐えられない。
さほど脚力がある訳はない。
日常のウエイトコントロールされた体調で練習するのが大事ですね。
本番でもベスト体重(48キロ)で臨めた。
省エネ走、上り下りも走らない。緩斜面と平坦道で距離を稼ぐ。
一番重要な条件、ウルトラペース。
今回は前半マイペースで走ったから、グループ走になり、やがて坂の
コースに入り、上り坂の歩きについていけない。
さほどコンパス差はない筈なのに小走りになる。
これはヤバイとマイペースにする。
下りで左足にマメが毎度のことだが痛めるのが早すぎる。
87キロ地点の食堂で鎮痛剤を服用する。
歩きながら様子をみていたら、同宿の栃木のKさんが追いついてくる。
やがて上り坂になるので「先に行ってください」と言うと、「上りは
走らないよ」。
下りにさしかかると走らないと思ってたら「下りも走らないよ」。
とこれがKさん(今回で6回目の完踏)のペースなのだ!
左足の痛みも薬が効いたのか走れるようになり、結局、Kさんのマジック
に嵌り、最後まで一緒になりゴールができたのである。
真に神様仏様Kさまである。
ウルトラの練習は何も走りに出かけなくても可能では。
常に身体を自然に曝す、暑い日も空調に頼らず生活する。
発汗作用も自然に軽減された体質になるのでは。
夏日の走行では、発汗の量によって疲労の度合いに差はでると思う。
今回の完踏率の44.8%という数字がそれを示しているように思う。
私の世帯は買い物難民である。
昨年5月に頼りにしていたスーパーが閉鎖された。
数キロ離れた店までリュックを背負っての買出しは結構トレーニングになる。
今回の完踏はいろんな条件が揃っての結果と思う。
念願の目標を達成した。
ここ2年ほどフルマラソンでは不完全燃焼に終わっている。
幸い外反母趾の状態も安定してきた。
ウルトラレースは休んでフルマラソンに目標を戻して練習に励みたいと
思っています。